いのちの喜び@花の匂い
届けたい
届けたい
届くはずのない声だとしても
あなたに届けたい
「ありがとう」
「さよなら」
言葉では言い尽くせないけど
この胸に溢れてる

花の匂いに導かれて
淡い木漏れ日に手を伸ばしたら
その温もりに
あなたが手を繋いでいてくれているような気がした

信じたい
信じたい
人の心にある温かな
奇跡を信じたい
信じたい
信じたい
誰の命もまた誰かを輝かすための光

”永遠のさよなら”をしても
あなたの呼吸が私には聞こえる
別の姿で
同じで微笑みであなたは
きっとまた会いに来てくれる

どんな悲劇に埋もれた場所にでも
幸せの種は必ず植わってる

こぼれ落ちた涙が如雨露一杯になったら
その種に水を撒こう

人恋しさをメロディにした
口笛が風を運んでいったら
遠いどこかで
あなたがその目を細めて聞いている

”本当のさよなら”をしても
温かい呼吸が私には聞こえてる

別の姿で
同じ眼差しであなたは
きっとまた会いに来てくれる

(JASRAC:153-3244-6)