【閉店】元祖ひろしまランメン(中区基町・アクア7F)

09.1.7をもって、34年の歴史に幕を閉じる
ただ憂うばかりでなく
物事の本質は
この英断に至らしめたのは他ならぬ我々・特に広島市民だということを認識しなければならない

1杯250円という低価格で
我々庶民の胃袋を支えてきて下さった御苦労の歴史に敬意を表したい

(元祖25しおランメン)

(麺)
<ひとくちメモ>
スープは白濁したサラサラのとんこつ系で、若干の獣臭が残っている。
脂分やダシのコクは弱く、ライトな塩とんこつという表現がふさわしい。
店名の”ランメン”とはここで使用する”卵麺”を文字ったものらしい。
麺に特別な風味はなく、表面ツルツル食感の中太麺は適度な腰があって単体で十分旨い。
この麺を引き立たせるためにスープの主張は抑えられているのだろう。
トッピングには、脂身の多い薄いバラチャーシー、焼き目を付けられたメンマ、もやし、ネギといった通常の具財が乗っかる。
この価格でフルトッピングとは改めて頭が下がる思いだ。
中盤以降、卓上の『ニンニク唐辛子』と『ラー油』を多めに加えて美味しく完食。
味の評価:★★☆☆☆