麺 髙はし(北区赤羽)

つけ麺草創期を牽引してきた銘店が
成熟市場でみせる熟練の妙

(つけそば)

(麺)
<ひとくちメモ>
つけ汁の上層部は薄味の魚介層になっているため
最初にこの部分を掬うと魚介特有の芳醇な風味がダイレクトに押し寄せ、
次に下層の重厚な動物ダシとを混ぜ合わせることで
双方の濃いダシ汁が一体となって至高のつけ汁が完成される。
今ではすっかりお馴染みとなったカイカローの太麺は
固めに茹でられたゴツゴツ感とガチムチ感とを持ち合わせ、
コラーゲン質を帯びたスープに絡めることで最高スペックのつけ麺となる。
丼の底には乱切りチャーシューがゴロゴロと沈んでおり、
ロースト製法による芳ばしさと肉汁を伴った弾力とが
豚さんの肉々とした力強さをしっかり感じさせてくれる。
フィニッシュを迎える頃合で割りスープが自動サーブされ、
トロみのついた熱々スープで最後を〆ることで
この上ないデリシャスタイムを楽しむことが出来る。
味の評価:S
(以前の評価:①)
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