きしもと食堂(国頭郡本部町字渡久地)

創業1905年 もちオレ的世界遺産
やんばるドライブの最果てに
思いがけないすば行列が
この旅最大の目的地

(そば・小)

(麺)
<ひとくちメモ>
『小』が内地の『並み』に相当する盛りは当然の予習済み。
丼からは麺がソーキを持ち上げ、その十分な量が見て取れる。
こちらでの自家製麺は、薪の灰を水に溶かし込み、
木灰の上澄みだけを麺に練り込むといった古式伝統製法。
毎日一定のリズムで、その日使う分(約100食分)だけを
早朝から家族総出で作られる。
麺はうどんのような純白のビジュアルを持ち、
箸で束ねるのも困難なほど丼内を暴れ回る剛麺系。
ゴツゴツとした強い食感と特有の香りを放ち、
豚と鰹による澄んだスープを合わせると
咀嚼の毎にやんばる文化が染み出てくるよう。
狭い店内には常に客で溢れ返し、
ここが辺境の食堂であることがウソのような賑わいっぷり。
そしてココの自家製コーレーグースは火を噴くほどに効く。
味の評価:S
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