愛宕(港区新橋)

昼品は京鰹節と鶏味
夜品は京鰹節と豚味

(夜品ラー麺・あっさり)

(麺)
<ひとくちメモ>
京都直送の枯節しが爽やかに鼻腔を抜けた後、
かえしの醤油風味とネギ油の芳ばしさと甘味とが重なってくる。
この甘味要素が端麗に被さるような重たさを含んでいるため、
個人的には配分の微修正を所望してしまう。
麺は表面にザラつきのある全粒粉麺で、
小麦の豊かな香りと強靭なコシを備えたもの。
トレンドに左右されない中細麺を合わせるあたりは
スープとのマッチングを強く意識されている。
厚くカットされたチャーシューはふっくらとしており、
幅広のメンマも同様のふっくら食感に合わせたもの。
中央界隈で出会う様々なジャンルの作品にあっても、
ひとつ抜けたセンス溢れる逸品だと思える。
味の評価:★★★★★
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