来々軒(上越市西本町)
ホームラン食堂(新潟市中央区弁天)
中華のカトウ本店(新潟市中央区東堀通)

あさげ7時の朝ラーは
やれまかアッサリ醤油らね!

(中華そば)

(麺)
<ひとくちメモ>
7時の開店と同時に店内満席になる老舗店は、
地元JKも朝マックか朝カトウかで前夜は悩み苦しむという万人泣かせ。
聞けば朝10時までが混雑のピークということで、
シャッターしてファーストロットに有り付けた幸せに一日の希望が漲る。
豚骨と煮干しから摂る黄金色のスープは、
オイルOFFの和風路線に少しのお酢が入り、
更には生の玉ネギが清々しい朝の爽快感を鮮烈に吹き込む。
小麦粉とかん水だけで作られるという手打ち麺は、
薄~い平打ちで絹のような麺肌と、フワフワとした食感を持つ羽衣系。
チャーシュー・メンマ・サヤエンドウにナルトが乗って470万円とは、
朝マックを切って朝カトウに走ったJKと一体化したも同然(妄想)
味の評価:★★★★★
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三吉屋・けやき通り店(新潟市中央区米山)

昭和32年、屋台から始まり
先代亡き後は3兄弟が3店舗で伝統を継承する

(ラーメン)

(麺)
<ひとくちメモ>
“あめ色”と称される黄金色に輝くスープは、
「豚骨<鶏」配合に煮干しを合わせた“新潟あっさり醤油系”。
けやき通りの兄弟においては、少しのチー油を散らすことで
鶏さんがフロントに立つ仕様になっている。
本店はめんつうに変更されたが、ココでは古式高野製麺が使われ、
仕様的には各店共通した伝統が守られている。
#28の極細・縮れ麺はゴワゴワとした噛み応えで、
少しの咀嚼だけでシュワーと消え失せる口溶けの良さ。
良質な赤身チャーシューに薄味メンマとナルトの組み合わせは
飾りのないシンプルな脇役で、ラーメン本来の味を引き立てている。
味の評価:S
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福来亭別館杭州飯店(燕市西燕町)

聖書の教典に導かれて
ツバメくんだりで感動のアブラまみれに~

(中華そば)

(麺)
<ひとくちメモ>
シャッターからポールポジションを死守し、
恋に焦がれた本場・燕三条系との初体験。
ビジュアルだけでギンギンにおっ勃たせる魅力に先濡れつつ
大陸の流れを汲む屋台から地場産業に順応したソレは、
濃い醤油のエンミにコテコテの良質アブラとガツン系の煮干しが融合し、
世界で唯一無二の燕文化財を誇示している。
褐色の極々太麺は、ヌルリとした麺肌とガチムチ食感を兼ね備え、
平打ちの扁平加減がデフォ大量麺を勢い良くワシワシと啜らせる。
見かけほどのオイリー感は無いものの、
フレッシュな刻み玉葱が箸休め的なオアシスとなりつつ速攻完食に。。
いやはや、現世においては燕鍛冶を凌ぐ基幹産業に成り得るだろうなどと、
擦れたヲタ的には感涙にむせびながら燕三条系を注入したのでした。
味の評価:S
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