【閉店】いちのや(東区東蟹屋町)

無添加ラーメンの店。
昼時ということもあり、広島では珍しく店内待ち状態。
ただし空席も見受けられるため、客に配慮したオペレーションのためだろう。

(醤油ラーメン)
<ひとくちメモ>
事前情報ではWスープと聞いていたが、いわゆる節・煮干し系のダシではなく
ホタテっぽい魚介メインに感じた。
動物系はライトであり、このアッサリ系同士の掛け合わせはガツンとくるパンチに欠けるが、
じんわりと旨味が広がり、同時に甘みも伝わってくる。
麺は中細ストレートで、メンカタではゴツゴツと歯応えがある。
すり鉢状の丼は思ったより深く、見た目以上の量があった。

(味噌ラーメン)
<ひとくちメモ>
ベースは同じWスープに味噌の香ばしさが加わっている。
なんと言っても旨さの秘訣は味噌だ。
おそらく数多くのモノがブレンドされているはずだが、明確な内訳は分からなかった。
流行の油ギトギト系の味噌ラーメンでなく、スープ自体の旨味を残しながら
最後の一滴まで飲める柔らかいタイプの味噌ラーメン。
麺は本場・西山製麺を彷彿させる「黄色い太縮れ麺」で、味噌にはやはりこれが合う。
通常専門店以外で味噌をチョイスすることはないが、ここではダンゼン味噌がオススメだ。

(セットのギョーザ)
可も不可もないが、これで170円とは嬉しい。
※ライス抜きのためこの数量
味の評価:★★★+☆