火打山・妙高山@足音
新しい靴を履いた日は
それだけで世界が違って見えた

昨日までと違った自分の足音が
どこか嬉しくて

あてもなく隣の町まで
何も考えずしばらく歩いて

「こんなことも最近はしてなかったな」って
ぼんやり思った



舗装された道を選んで歩いていくだけ
そんな日々
だけど もうやめたいんだ
今日はそんな気がしてる

夢見てた未来は
それほど離れちゃいない
また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ

時には灯りのない
寂しい夜が来たって
この足音を聞いてる 誰かがきっといる



疲れて歩けないんなら
立ち止まってしがみついれいれば

地球は回っていって
きっといい方向へ
僕らを運んでくれる




どんな人にだって心折れそうな日はある
「もうダメだ」って思えてきても大丈夫
もっと強くなっていける

今という時代は
言うほど悪くはない
また一歩 次の一歩 靴紐を結び直して

喜びを分かち合い
弱さを補い合い
大切な誰かと歩いていけるなら

もう怖がんないで
怯まないで
失敗なんかしたっていい

拒まないで
歪めないで
巻き起こってる
全てのことを真っ直ぐに受け止めたい




夢見てた未来は
それほど離れちゃいない
また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ

例えば雨雲が
目の前を覆ったって
また日差しを探して歩き出そう



時には灯りのない
孤独な夜が来たって



この足音を聞いてる
誰かがきっといる

JASRAC:710-9734-1
2017新年初ラー@寿楽亭
もうすっかり
擦れヲタの初参として
粘着されて しまったね、すみ江

もうすっかり
オマエ無しでは
新年をスタート出来ない身体に
染められて しまったね、オレ

年に一度の逢瀬を楽しむには
『12:19 麺切れ閉店』
あまりに短い密月と
指名の絶えない売れっ子昇格に
嫉妬で焦がれ狂いつつも

今年のオマエは
いつもよりエンミの薄いおでんダシと
ラガーのビター感が良く似合い

鶏さん配分多めで
ネギだくに変わりはないけれど

新調された暖簾の下
肩ロースが幾何学的な三角だったり
原田がダマになって妖艶を放っていたりと
「発見&攻略」のサイクルが新鮮で
昼間の情事に昇天しっ放しだったよね、オレ

新たなすみ江のテクで老体もが開発され
いつもと違う一年を俯瞰しつつ
いつもと同じこの場所から
“寿”と共にスタートさせるのでありました

熊野岳、朝日連峰@Melody
訳もなくて なんだか妙に 心が弾む夜だ
通り過ぎる風に鼻歌がついて出る


夢のように 映画のように いかないと知りながら
恋の予感にも似た心躍るメロディー



きっとこんな風にすべてが素敵に響けば
僕らの明日は透き通ってくのに


見飽きたこの街が クリスマスみたいに光る
そんな瞬間 今日も僕は探してる
苛立ちの毎日 行き詰まった暮らしを
洗うような煌くハーモニー


頼りなくて 人恋しくて 心切ない夜は
時間なんて早く進んでしまえばいいのに

きっと同じように夜空を見上げてる人が
どこかの町にきっといるはず

突然の夕立に 木々が濡れて光る
そんな瞬間 運命を受け入れる
無駄なものは何も 無意味なものは何も
ありはしないと素直に思えてくる






もしも違う景色見てても 同じこの地球の上
必ずどこかで繋がっているはず


見飽きたこの街が クリスマスみたいに光る
そんな瞬間 今日も僕は探してる
涙を微笑みに 悲しみを喜びに
塗り替える そんなメロディー
苛立ちの毎日 行き詰まった暮らしを
バラ色に染めていくハーモニー

JASRAC:205-4112-1
早池峰山@Starting Over
肥大したモンスターの頭を
隠し持った散弾銃で仕留める
今度こそ 躊躇などせずに
その引き金を引きたい


あいつの正体は虚栄心?
失敗を恐れる恐怖心?
持ち上げられ 浮き足立って
膨れ上がった自尊心?

さぁ 乱れた呼吸を整え
指先に意識を集めていく

僕だけが行ける世界で銃声が轟く
眩い 儚い 閃光が駆けていった
「何かが終わり まだ何かが始まるんだ」
そう きっとその光は僕にそう叫んでる



追い詰めたモンスターの目の奥に
孤独と純粋さを見付ける
捨てられた子猫みたいに
身体を丸め怯えてる

あぁ このままロープで繋いで
飼い慣らしてくことが出来たなら


いくつもの選択肢と可能性に囲まれ
探してた 望んでた ものがぼやけていく
「何かが生まれ また何かが死んでいくんだ」
そう きっとそこからは逃げられはしないだろう


穏やか過ぎる夕暮れ
真夜中の静寂
またモンスターが暴れだす
僕はそうっと息を殺し
弾倉に弾を込める
この静かな殺気を感づかれちまわぬように


今日も 僕だけが行ける世界で銃声が轟く
眩い 儚い 閃光が駆けていった
「何かが終わり まだ何かが始まるんだ」
こうしてずっと この世界は廻ってる
「何かが終わり まだ何かが始まるんだ」
きっと きっと

JASRAC:501-1001-2
新年初ラーを俯瞰して@なか卯
凛とした
新年の空気が張りつめる中
律とした真のラヲタが
正月返上で連食ツアーに勤しむ中

暖かくて
穏やかで
どこもかしこもお休みで

今年こそは
同じ轍は踏まないつもりでいましたが
今年もまたドM的探究心に駆られて
キッチリと同じ道を歩んでいました、鳥唐を添えて・・・

意外な程にイケてる牛皿は
玉ネギで縛りを入れてみたり

抑揚のない乾いたコロモには
甘辛のおつゆを吸わせてみたり

貴重な糸コンを発見するやいなや
常用のムチを手操る如く
非ラーメン店で師匠のお家芸をキメてみたりと

楽しい、
楽し過ぎるセルフで昼飲み
罪悪感ゼロの白昼の公開情事

〆まで一気通貫できる
実用性且つ利便性と

〆でも飲ませる
名作トピの数、


数、

を備えて
お会計1140万円也

新年早々センベロ店舗(自称)にて
オレ的サティスファクション(公認)を
自己完結させるのでした
えーさて、
そろそろ初ラー詣でへと向かおうかと

テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
日の出が大事大事@第4回きんどん夏キャンプ
やってきました
今年で4回目を数える
オレ的夏の風物詩

今回も総勢30名を越える猛者共は
バスでの酒宴に始まり
ビーチで蒸発させては給水活動を続け
生樽に辿り着いたらば小気味良くレバーを傾けては
小腹が空いたらA5を肖るオレ的夏の贅沢風物詩

ベテランの域に達すると
程好く酔っ払った段階で
危険な潮目を肌で感じ取り
やがて来る嵐に備えて、
・風邪菌を仕込んでやって来た者
・愛車に籠ってカーセをキメ込む者
・子供をダシに使って寝込みに入る者

それぞれのソリューションスタイルで襲撃から逃れ
無事に朝を迎えることが出来た者だけに許される
“高潔なる一杯”

それは
日の出と共に始動し
本能の赴くまま
生樽へと帰巣する勇者の行進

『旨い…』
この一言に全てが収斂され
阿吽のコミュニケーションが成立する
日の出の静寂

この一杯のためにこのキャンプがある
いや、この一杯のために1年を戦ってきた…
この場を共有する誰もが心に想い
己のレバーを熱く滾らせる平和に満ちた朝

ジリジリと照り付ける日差しにより
アノ男の屍がクッキリと浮がび上がる頃
一年の潮流をハッキリと描く朝からスッカリ酔っぱらい

やがて日が昇る頃
“夜明けに雑魚を釣ってきた”
などと壮大な武勇伝が流れる刹那
生樽の打ち止め…
という悲劇が現実へと引き戻し
4回目の非現実が終わりを告げたのでした

毎度毎度の鬼セッティング
主催の方々どうもありがとうございました
来年もヨロシクです

マッカリヌプリ@傘の下の君に告ぐ
限りなく理想に近い様に見える
この文明は日進月歩


凌ぎを削って企業は先を競う
一般市民よ 平凡な大衆よ
さぁコマーシャルに酔って踊ってくれ.....

あっぱれヒットパレード
うわっぱりのオンパレード
慰霊の歌を贈ろう


資本主義にのっとり
心をほっぽり
虚栄の我が日本です

数字次第でスポンサーは動き
古き良き時代を消去


時代錯誤だって寅次郎は謳う
人生って奴が何たるかを
愛情って奴が何たるかを

遠からず近からず
声からす旅がらす
見栄を切ってちょうだい

微笑みのその裏で
血と汗を流すから
生命の息吹感じるんだ

愛さえも手に入る自動販売機さ
屈折した欲望が溢れる街

とことんやってくれ
僕を飲み込んでくれ


でないとこんな歌
明日も作んだろう
夢も希望もありゃしないさ ah

あっぱれヒットパレード
うわっぱりのオンパレード
憂いの歌は売れない


がっぽり儲けて
死ぬまで生きても
栄光なんて言えない
資本主義にのっとり
心をほっぽり
虚栄の我が日本です


絶え間なく 啀み合ってみても
僕等は五十歩百歩
幸せ示す道標はない
いつの日にか その手で奪い取れ

JASRAC:048-9339-5
2013花見@過去と未来と交信する男
わかっています
皆が私を見る懐疑的な目
『虚言壁のある怪しい奴』とのレッテル

お金など頂きません
でも私を信じれることが
唯一必要になる条件

差し出すその手をにぎりしめたら
ゆっくり目を瞑って深く息を吸う

悲しい過去が見えます
傷付き疲れたあなたが
暗い道の上で立ち止まってる
でも心配はいらない
私にはわかります
それ以上を聞きたいなら また来週

すべてを知らない方が きっとあなたの為
「それでも...」って覚悟ならば話そう

大きな何かに守られています
お気付きですか?
あなたは幸運な御人

とても愛してくれた
その人に心当たりがあるんではないですか?
思い出せる?
そして今もあなたを優しく導いてる
耳を澄ませばあなたにも聞こえるはずです

今日の依頼人は誰?
どんな迷いを抱えた人?
半年先まで予約はいっぱいだ

見たくも 知りたくも なくったって見える
そして今日も
目を瞑って深く息を吸う

安らいだ未来が見えます
暖かなひだまりの中にあるベンチに
あなたは座っている

だから心配はいらない
慌てずに行きなさい
あなたが今 歩くこの道を

とても愛してくれる誰かがあなたを待っている
それが今の私に言えるすべて

わかっています
皆が私を見る懐疑的な目
そう私こそ過去と未来が見える
この運命を少し呪う男

JASRAC:190-0575-0
よかたい博多@イミテーションの木
導火線の火が
シュって音を立てて砂浜を這う
その細く強い光

一瞬 静寂がふっと夜を包んで
浮かび上がる あの娘の横顔

風に乗って響いてく音 火薬の匂い
打ち上げられた花火に夢を重ね見上げていた

深く沈めた記憶
向こう岸に捨てた憧れ
青臭い恋のうた

時間は残酷
もう魔法は解けてしまった
過去ばかりが綺麗に見える
現在がまた散らかっていく

リニューアルしたビルの中
イミテーションの木が茂る
その永遠の緑をボーっと見ていた

世界中に起こってる悲劇と比べたら
僕の抱えたモヤモヤなど
戯言だってよく知っている

イミテーションの木の下を
少年が飛び跳ねている
それを見た誰かの顔がほころぶ

情熱も夢も持たない
張りぼての命だとしても
こんなふうに誰かをそっと癒せるなら

導火線が今
シュって音を立てて胸に点る
この確かな強い光

無機質なそのビルの中
イミテーションの木は茂る
なにかの役割を持ってそこにある

イミテーションの
イミテーションの
張りぼての命でも人を癒せるなら
本物じゃなくても君を癒せるなら

SpecialThanks.HRNさん
JASRAC:190-0573-3
2013新年初ラー@寿楽亭
もちろん決めていました
昨年から…
ファーストロットの寸胴に肖り
一年の“寿”を授かるには
わたくしにとっては
十日えびすの本えびす

ぶら下がったニンジンに先走り
4時の起床はさておき
ヨーガ&ジョグで
汚れたレバーに塩を塗り込み
さてさて待ち焦がれた
口開けの朝10時

すっかり枯渇したレバーに
マンナンで下地を作ったところで
準本命たる良質グリコーゲンを注入

マタ~リと流れる
お屠蘇タイムを十分に満喫し
頃合を見計らっての
“ナミ・メンカタ・ネギオオメ”
きた本命コール

いいぞ!
フレッシュな動物系に乗っかるオイルとかえしの配分
いいぞ!
メンカタ指定でのベタナマ原田
いいぞ!
しっとり赤身に被さるザク切り観音葱の山

全ての素材が
渾然一体となって押し寄せる
ヲタ殺しの抑揚に
アドレナリンとセロトニンが
五臓六腑を突き抜ける
極上の寿タイム
一年の始まりを告げる寿タイム

ここから始まる一年を
広島家族の一員としては
ナチュラル且つバリシャキに
時にはうららかに
おもいっきり楽しみたいと
誓うわけであります

もれなく
チャポンチャポンの腹を揺すりながら…
大阪の宝や~@Happy Song
少しだけ仕事をほっぽって
もうどっか遠くに行こう

軽井沢 ハワイ
いや エベレスト
世界中をひとりしきり空想

Wow... Oh Wow
自分にエールを!

Wow... Oh Wow
悩んだって始まりゃしねえぞ

目粉るくしく変わっていく世界に
ちょっと足がすくんでしまいそうな近頃

まるで 前へ倣えの 右へ倣えの
優等生モード

でもI believe
相も変わらずに
いつだってこの胸に流れる
悲しいほどにハイテンションな
Happy Songを歌おうよ

通りすがりの人が
憐憫の表情を浮かべるも

両手に掴んだポップコーンを頬張って
明日へ駆けて行こう

Wow... Oh Wow
君にエールを!

Wow... Oh Wow
立ち止ってないで先に進もう

もう のんびりと生きていきたいなんて
ちょっと口にしてみたりする近頃

まるで
吠えない犬 羽のない鳥
ちゃんと放送コード

でもI believe
ずっと忘られずに
今日だってこの胸に流れる
寂しい昨日と手を繋いで
Happy Songを歌おうよ

どういう未来が待っていようとも
向こうの景色を僕は見に行かなくちゃ

きっとウンザリ
したり凹んだり

新たな敵が道を塞いでても
さぁ!

目粉くしく変わっていく世界に
ちょっと足がすくんでしまいそうな近頃

まるで 前へ倣えの 右へ倣えの
優等生モード

でもI believe
相も変わらずに
いつだってこの胸に流れる

悲しいほどに脳天気な
Happy Songを歌おうよ

寂しい昨日と手を繋いで
Happy Songを歌おうよ
JASRAC:185-2067-7
テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
朝の恵み@第3回きんどん夏キャンプ
“朝がイイに決まってる”
深夜にA5
ほう、
それも一興であろう

日の出にビー
うーむ、
これこそがツーであろう

3度目にして
総勢30名を超える
勇士の面々は
質実の肉塊を貪り
剛健にして美酒を浴び続ける

やがて
朝日に照らされて
転がる屍という
非日常と
ここだけ
2度の治外法権が息付く
尋常ではないアトモスフィア…

いや、わたくしだって
だてに3年間
辛酸を嘗め続ける訳には行きませぬ
oyajiの説教を回避すべく
この一年間幾夜ものロープレを重ね
この夜のために演じきった“猿芝居”

おかげさまで
充分な睡眠を確保し
眼前に広がる
屍の山脈を越えたなら
ドーンと鎮座する
過剰なまでの生樽の在庫

日の出から
ここのウッドデッキには
罪悪感の欠片も存在せず
ただ
自然の摂理に応じて
ただただ
本能のままに
日の出の生ビールが許されるという
excellent&superiorな
非日常のひとコマ

照りつける朝日を
全身に浴びながら
気の合う仲間と交わす
生ビールの旨いこと旨いこと

一杯どころか
お代わり当然
朝酒で一日を潰す代償としては
痛んだレバーに
むしろ善行を処方するかのような
年に一度の臨海治療

そこら中に転がっていた屍達も
やがてジョッキの泡音を
目覚まし替わりに
ワラワラと蘇生をはじめ
一同が
それぞれに感じる非日常を
本能のままに味わう
希望の朝

朝ですら
己のテントを張れなくなった男の傍らで
試合に負けて勝負に分けた
果敢なタイの戦士に目をやり
“この一年間は引っ張られるな”
ヒャッヒャと耳に焼き付く高笑いに
己の身を案ずるも
“一年後もきっと来るぞ”
と早々に来年の再会を誓い
すっかり止まらなくなったサーバーへと
希望の触手を伸ばすのでした

20th anniv.@「1999年、夏、沖縄」
僕が初めて沖縄に行った時
何となく物悲しく思えたのは
それがまるで日本の縮図であるかのように
アメリカに囲まれていたからです
とはいえ94年、夏の沖縄は
Tシャツが体にへばりつくような暑さで
憂鬱なことは全部夜の海に脱ぎ捨てて
適当に二、三発の恋もしました

ミンミン ミンミンと蝉が鳴いていたのは
歓喜の歌かそれとも嘆きのブルースか
もはや知るすべはないが
あの蝉の声に似たような
泣き笑いの歌を奏で僕らは進む
いろんな街を歩き
いろんな人に出会い
口にしたさようならは数しれず
そして今想うことは
大胆にも想うことは
あぁ もっともっと誰かを愛したい

酒の味を覚え始めてからは
いろんなモノを飲み歩きもしました
そして世界一のお酒を見つけました
それは必死で働いた後の酒です
戦後の日本を支えた物の正体が
何となく透けて見えるこの頃は
平和とは自由とは何か
国家とは家族とは何か
柄にもなく考えたりもしています
生まれた場所を離れ
夢からも遠くそれて
あぁ僕はどこへ辿り着くのだろう

今日も電車に揺られ
車窓に映る顔は
そうほんのちょっとくたびれているけれど
神は我等を救い賜うのでしょうか
それとも科学がそれに代わるのでしょうか
永遠でありたいと思うのは野暮でしょうか
全能でありたいと願うのはエゴでしょうか

時の流れは速く
もう四十を超えたのだけれど
あぁ僕に何が残せると言うのだろう
変わっていったモノと
未だ変わらぬモノが
あぁ 良くも悪くもいっぱいあるけれど
そして2012年、春の福岡で
また新しい僕らの旅が始まります
愛する人たちと
愛してくれた人たちと
世界一の酒を飲み交わしたのです

最後の曲が終わり
音が鳴り止んだ時
あぁ僕はそこで何を思ったのだろう
選んだ路とはいえ
時に険しくもあり
些細なことで僕らは泣き笑う

いろんな街を歩き
いろんな人に出会う
これからだってそれはそうなんだけど
そして今想うことは
たった一つ想うことは
あぁ いつかまた福岡で歌いたい
あぁ きっとまたyahooドームでも歌いたい
あぁ そして君にこの歌を聞かせたい
JASRAC:078-1744-4
~Ver_2012.04.29~
2012花見@「彩り」
ただ
目の前に並べられた
仕事を手際よくこなしてく
コーヒーを相棒にして

いいさ
誰が褒めるでもないけど
小さなプライドをこの胸に
勲章みたいに付けて

僕のした単純作業が
この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の
笑い声を作ってゆく

そんな些細な生き甲斐が
日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど
赤 黄色 緑

いま
社会とか世界のどこかで
起きる大きな出来事を
取り上げて議論して

少し
自分が高尚な人種に
なれた気がして夜が明けて
また小さな庶民

憧れにはほど遠くって
手を伸ばしても届かなくて
カタログは付箋したまんま
ゴミ箱へと捨てるのがオチ

そして些細な生き甲斐は
時に馬鹿馬鹿しく思える

あわてて僕は彩を探す
にじんでいても
金 銀 紫

ただいま
おかえり

ただいま
おかえり

なんてことのない作業が
この世界を回り回って
何処の誰かも知らない人の
笑い声を作ってゆく

そんな些細な生き甲斐が
日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に
増やしていく
水色 オレンジ

なんてことのない作業が
回り回り回り回って
今僕の目の前の人の
笑い声を作ってゆく

そんな確かな生き甲斐が
日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に
頬が染まる 温かなピンク

増やしていく
きれいな彩り

JASRAC:132-1686-4
新年初ラーを俯瞰して@すき屋
ラヲタの皆様なら
きっと
”お食い納めの一杯”や
”お食い初めの一杯”て
自分だけのこだわりがありますよねー
かく言うわたくしも
ソチラ側に片足を突っ込む者として
自分だけのワガママニュアルを持っていたりします
~2012年1月2日月曜日~
源流から
一(はじま)り


上海から
MAXで
沖縄まで
スジを通してみて



順当にフラレ続けるM的所業の
小気味良いこと
コレも織込み済みの行程にて
新年の喜びに沸く本通り商店街を闊歩し
老舗の手製POPの発見に
思わずこうべを垂れてみたりして・・・

そんな正月特需に流されない銘店達を
横目で流しつつ
暖簾の掲出に
仄かな期待を寄せるも
ウォーターの泡・・・

そんな時だからこそ
安心したかったね、オレ
「24時間・365日」
(もちろん、安全性を加味した時間帯に訪問デス)

あぁ、
コイツをやってみたかった~
ボンビー学生時代に夢見た
”牛皿におしんこ添えて、シャリ代わりのルービー”

ひとり感動に震えるカウンターで
店内に溢れる老若男女+多国籍労働者からは
まるで奇人の扱いを受け
誰一人としてダブることないランチメニューは
まさに自己完結型サティスファクションの極み

シャリが入る隙あらば
ルービー ブチ込まんかい!
と、僅かばかりに貢献する客単価を免罪符に
カウンター2回転分を占有する繁忙ランチタイム

好きや~
瓶2本を消化しても1030万円という
もはや大人食いを逸脱して
学生にも手の届く範囲のデフレプライス
新年早々、積年の夢を現実のものとし
ニヤケ面にてバーゲン戦線へと乗り込んで行ったのでした・・・
えっ、初ラー?
フフッ
こんな擦れて腐り果てたラヲタも
2012年始動です
テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
八甲田連山_岩木山_白神岳@かぞえうた

かぞえうた
さぁ なにをかぞえよう

なにもない
くらいやみから


ひとつふたつ
もうひとつと
かぞえて

こころがさがしあてたのは
あなたのうた




たとえるなら
ねえ なんにたとえよう

こえもない
かなしみなら


ひとつふたつ
もうひとつと
わすれて

また ふりだしからはじめる
きぼうのうた




わらえるかい
きっと わらえるよ

べつにむりなんか
しなくても

ひとりふたり
もうひとりと
つられて

いつか いっしょにうたいたいな
えがおのうた




僕らは思っていた以上に
脆くて 小さくて 弱い
でも風に揺れる稲穂のように
柔らかく たくましく 強い
そう信じて

かぞえうた
さぁ なにをかぞえよう

こごえそうな
くらいうみから


ひとつふたつ
もうひとつ
かぞえて

あなたがさがしあてたのは
きぼうのうた





ひとつふたつ
もうひとつと
ゆれてる

ともしびににた
きえない
きぼうのうた

JASRAC:702-1558-8
正味の話ゼロ泊フル一日@Prelude
Hey you 日が暮れる
今日はどんな一日だった?
全部が思い通りに行くはずないって
知ってて聞いてんだ
明日はどこに行こう?
ねぇ my friend. where do we go?
七色の光を放ってた夢が
しぼんじゃったとしても 顔を上げな

前奏曲が聞こえてくる
さぁ 耳を澄ませてごらん
停留場で僕は待ってる
君も一緒に乗らないか?
胸の高鳴りに その身をゆだねよう
燻りを わだかまりを 捨てに行こう
深く考えないことが 切符代わりだ

首を縦に振る
ただそれだけで 昨日が過ぎてしまった
そんな自分を嫌にならない為の 言い訳を
自分に繰り返し やり過ごしているのなら
夢幻を振りまいて 今その列車は走り出す
汽笛を轟かせて 躯体を震わせて 光の射す方へ
悩んでたことなんて 今はとりあえず棚の上へ
要らないぜ 荷物なんて
何も持たないで飛び乗れ

Hey you その昔は英雄になれると 勘違いしてた
テーブルでスタンバってたって 何も運ばれちゃ来ないのに
そこで何してるの?
ねぇ my friend. what's going on?
探し物は見つかったの?
それともニセモノをつかまされて 泣き寝入りかい?

信じていれば夢は叶うだなんて 口が裂けても言えない
だけど信じていれば成し得ないことが
きっと何処かで 僕らの訪れを待っている

悲しみを追い越して なおもその列車は走ってく
暗闇を切り裂いて 風をおこして 目指したその向こうへ
良識やモラルなんて 今はとりあえず棚の上へ
要らないぜ 客観視なんて
息絶えるまで止まらないで

長いこと続いてた 自分探しの旅も
この辺で終わりにしようか
明日こそ 誰かに必要とされる
自分を見つけたい

Hey you 日が暮れる
明日はどんな一日にしようか?
前奏曲が聞こえてる
さぁ 耳を澄ませてごらん

憧れを連れ回して 今日もその列車は走ってる
汽笛を轟かせて 躯体を震わせて 光の射す方へ
悩んでいたことなんて 今はとりあえず棚の上へ
要らないぜ 荷物なんて
何も手にしないで飛び回れ

~JASRAC:173-8510-5~
atkさん>
この度のご恩に感謝感激雨霰です。
THKSでございました。

粛々と解かれていく@ハル
UFOに似た星
物憂げな夜を
流れていった
またひとつ
またひとつ
しばらく時間が止まった

カーテンが揺れてる
背負い込んだものが少し
宙に浮かんだ

誰のために
生きているのかなんて
考える気もしなくなる
思い惑う
胸をくすぐるように
風が流れていく

信号機は
誰もいない道にも
合図をくれる
愛想などない
でも律儀で
誰かに似てる気がした

春の風に
世界は素晴らしいなって
少し思えた
それを知らせる
サインだったんじゃないかって
考えたりもしてる

行き詰ってた
日々に束の間の
ご褒美をくれる

遠い街まで
見渡せそうな
場所に登ったら
イメージの翼で
この空を 大空を
飛んでく

帰っていく星
明け方の空に
姿隠した
少しずつ
少しずつ
夢が覚めていくみたいに

春の風に
世界は素晴らしいなって
少し思えた
旅路の果てに
何があるのかなんて
もうどうなったっていい

優しく頬を
撫でるように
風が流れていく

緩やかに
解かれていく
~JASRAC:173-8507-5~
凸凹珍道中'10夏@ポケットカスタネット

ポケットに
君のメロディー

いつも持ち歩いている
生き物

それが僕です
そっと祈るように響かせる
体中に

例えば
カスタネットで

簡単なリズム
奏でている

それが君です
気まぐれに生真面目に僕を
導いてゆく

つないだ手が
語りかける

声になる前の
優しい言葉

裏表のない
次元でゆっくりと今
呼吸している

お天気が
すぐれない日は

君の心にある
雨雲を

取り除いて
太陽を差し出せる存在
そうありたい

靴を汚し
踵減らし
歩いてゆく長い凸凹道

季節ごとに
咲いた花の香りを僕ら
踏みしめてく

つないだ手が
語りかける

声になる前の
優しい言葉

裏表のない
次元でゆっくりと今
呼吸している

靴を汚し
踵減らし
歩いてゆく長い凸凹道

季節ごとに
咲いた花の香りを僕ら
踏みしめてく

JASRAC:138-8368-2
アルコールはレバーとココロに沁み渡っていく@口笛
頼りなく
二つ並んだ
不揃いの影が
北風に揺れながら
延びてゆく

凸凹の
まま膨らんだ
君への想いは
この胸の
ほころびから
顔を出した

口笛を遠く
永遠に祈る様に 遠く
響かせるよ
言葉より確かなものに
ほら
届きそうな気がしてんだ

さあ
手を繋いで
僕らの現在が
途切れない様に
その香り
その身体
その全てで僕は生き返る

夢を摘むんで帰る畦道
立ち止まったまま
そしてどんな場面でも
二人なら笑えますように

無造作に
さげた鞄に
タネが詰まっていて
手品の様
ひねた僕を
笑わせるよ

形ある
ものは次第に
姿を消すけれど
君がくれた
この温もりは
消せないさ

いつもは素通りしてた
ベンチに座り
見渡せば
よどんだ街の景色さえ
ごらん
愛しさに
満ちてる

ああ
雨上がりの
遠くの空に
虹が架かったなら
戸惑いや
不安など
簡単に
吹き飛ばせそうなのに

乾いた風に
口笛は
澄み渡ってゆく
まるで世界中を
優しく包み込むように

子供の頃に
夢中で探してたものが
ほら
今 目の前で
手を広げている
恐がらないで
踏み出しておいで

さあ
手を繋いで僕らの現在が
途切れない様に
その香り
その身体
その全てで僕は生き返る

夢を摘むんで帰る畦道
立ち止まったまま
そしてどんな場面も
二人で笑いながら
優しく
響く
あの口笛の
ように

JASRAC:071-4131-9
神様仏様&TjH様@【閉店】金十字
今年もまた
クーポンの誘惑によるスケベ心が騒ぎ出し
新年早々
キッチリとオトクして参りました

Tj Hiroshima様、
今年もまた素晴らしい企画をどうもありがとうございました
ターゲット・ド真ん中の私は、今年もまたチャッカリとお世話になっております

これぞヲタと慢性ボンビーが泣いて喜ぶ
鉄板(^▽^)コラボ!!

願わくば半期に一度…
いや、言い過ぎました
新年早々ではありますが、来年もより一層のバージョンアップを熱く期待しておりまする

支え合ってこそ@福岡
そりゃね、
人生の折り返し地点にも立つと悩みは尽きないものです

6本の選択肢があって
ラな実力店がひしめき合って
同業を迎合するかのチキンなフレーバーまでもがあって
酷とも思えるヲタな環境の中
迷って悩んで徘徊し続けるマイ・チキンハート
そんなときB級KINGの支えがあってなんとか予習を完了
そう、支え合ってこそ…
当たり前の如くやり過ごしている日常の営みの中
”探してたものは こんなシンプルなものだったんだ”

時代は混乱し続け その代償を探す
人はつじつまを合わす様に 形にはまってく
誰の真似もすんな 君は君でいい
生きる為のレシピなんてない ないさ
息を切らしてさ 駆け抜けた道を 振り返りはしないのさ
ただ未来へと夢を乗せて
閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
きっときっとって 君を動かしてる
いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしよう
もっと素晴らしいはずの自分を探して
胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように
いつも今日だって僕らは動いてる
嫌な事ばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す終わりなき旅
終わりなき旅
~JASRAC:061-3189-1~

容赦なき強行スケジュールの福岡入り
気付きと感動に溢れた実り多き福岡の旅
もれなく
雛皮と焼酎と豚骨に溢れた終わりなき欲望の旅
でもありました
平和の礎の先に@Image
どれくらい目をつぶっていたろう?
君を思い浮かべながら
その笑顔が その全てが 僕だけの楽園

楽しく生きて行くImageを
膨らまして暮らそうよ
さぁ目に映る 全てのことを 抱きしめながら

静かにうねる海
カーテンを揺らす風
何処までも続く青空

子供の笑い声
君の手の温もり
死と再生を繰り返す命 愛

大切なものはいつだって
目の前に転がってる
踏んずけないように
蹴飛ばさないように
歩いて行けるなら




揺れ動く心の狭間で
一筋の光に手をかざすけど

時はいつでも急ぎ足で
生き行くことの意味は
争い合う事にいつか すり変わってく




飛び込み台の上
僕等は否応なく
背中を押され落ちてくんだ
溺れそうな魂
水しぶきをあげて
息絶え絶え水面をかく
けれど

楽しく生きてゆくImageを
膨らまして暮らそうよ
この目に映る 全てのことを 抱きしめながら

JASRAC:063-8106-5
新たな導線の末に@新球場
ステキなスローガンがあって
いいんじゃない(^∇^)

800m歩いたって
オモニが客引きしたって
中坊並みの持ち物検査だって

いいんじゃない(^∇^)
雨でも寝そべったって
砂かぶりで網目見たって
500円で30分縛りだって

いいんじゃない(^∇^)
ドックとバーガーだらけだって
やたらめったらキャラメルポップコーンに香られたって
うどんが違ってたって

いいんじゃない(^∇^)
売り子が待ち受け商売だって
一杯700円だって
枝豆数粒だって

いいんじゃない(^∇^)
風船飛ばなくたって
パフォーマンスにブチ込まれたって
ここだけ過密だって

いいんじゃない(^∇^)
ビュー角悪くたって…
異常に高過ぎたって…
西日が直撃したって…
仮に届いても全てファールだって…
凡フライが見えなくたって

いいわけないだろ |;゚ロ゚| ゴラッ!
パフォーマンス席から飲食において
総じて高め一貫の強気配球
これではいつかガツンと一発喰らう気配もプンプン♪

わずか数試合で得た溢れる程のCSを決め球に
『アウトコース低め!!』
プロの仕事で魅了させてくれ!

迅速且つ大胆なジャッジを下したって
いいんじゃない(^∇^)
いのちの喜び@花の匂い
届けたい
届けたい
届くはずのない声だとしても
あなたに届けたい
「ありがとう」
「さよなら」
言葉では言い尽くせないけど
この胸に溢れてる

花の匂いに導かれて
淡い木漏れ日に手を伸ばしたら
その温もりに
あなたが手を繋いでいてくれているような気がした

信じたい
信じたい
人の心にある温かな
奇跡を信じたい
信じたい
信じたい
誰の命もまた誰かを輝かすための光

”永遠のさよなら”をしても
あなたの呼吸が私には聞こえる
別の姿で
同じで微笑みであなたは
きっとまた会いに来てくれる

どんな悲劇に埋もれた場所にでも
幸せの種は必ず植わってる

こぼれ落ちた涙が如雨露一杯になったら
その種に水を撒こう

人恋しさをメロディにした
口笛が風を運んでいったら
遠いどこかで
あなたがその目を細めて聞いている

”本当のさよなら”をしても
温かい呼吸が私には聞こえてる

別の姿で
同じ眼差しであなたは
きっとまた会いに来てくれる

(JASRAC:153-3244-6)