林記(中区中島町)

街の中華屋シリーズ33
(たまには半チャンも入れるヨ)

(ラーメンと炒飯定食)

(麺)

(炒飯)
<ひとくちメモ>
本国スタッフによる飲めるタイプの本格中華店。
中華屋なのに濁った豚骨醤油系は意外なほど厚みとエンミがあり、
2種の大量ネギを散らして清涼感が補完されている。
非チャーシュー仕様は見た目にも萎えさせ、
麺にはダマも残って撮影時には入念な櫛入れが必要になる。
全チャンクラスの炒飯はハムと玉子のソフトなタイプ。
ギリギリのエンミを厚みあるスープで流し込むよう設計されてあり、
180万円のアドオンで至福のコンビを構築できる。
なお、定食には納豆・生卵・サラダまで添付され、腹パン必至の盛りっぷり。
味の評価:★★★★☆
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拍拍飯店(中区堀川町)

街の中華屋シリーズ32
(たまには半チャンも入れるヨ)

(チャーシューメン・ミニチャーハンセット)

(麺)

(半チャン)
<ひとくちメモ>
広島随一と詠われる麻婆豆腐の老舗店において、
当然ながらゴールデンコンビ一択の奇人ヲタ。
中華屋特有の清湯は繊細な出汁感で、
表層に浮かぶ微塵切りの白ネギが和やかさを演出している。
極細平打ち麺は序盤では芯を残してパツパツの千切り感で、
スープが浸透し行く経過では臼歯でムチッと潰れて
喉越し良く落ちて行く。
150万円で添付可能なミニチャーハンは
パラパラ状での極めてシンプルな塩の味けで、
ザーサイをONすることで中華屋要素を吹き込む。
食後にはジャスミンティーの華やかなサービスが嬉しい。
味の評価:★★★+☆
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Tonkotsu Noodle Spot 松馬(中区国泰寺町)

Japan foodsの3号店は
店内カープだらけの高級路線

(重箱)
からの↓

(Shi-Ko 志高)

(麺)
<ひとくちメモ>
“「美味しい」がたどり着いたらこういう形になりました”
と謳われるコンセプト麺は、まず重箱でトピが配膳され、
着丼したラーメンは巨大なロールチャーシューで蓋をされている。
クリーミーな動物系エキスに牡蠣や広島県産の食材が加わり、
マー油がベースになった複雑なオイルが張り巡らされて
濃厚な味噌ラーメンのようなフレーバーさえ感じられる。
中太の特製麺は低加水の凛としたストレートで、
密度感が示すとおり重めの啜り加減で滑り込み、
最後までスープに浸透することなくゴチゴチ状を維持。
重箱の中身は、レンガのメンマに半玉・キクラゲ・青ネギで、
高級路線のまんまお値段880万円也。
味の評価:★★★★☆
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Plus Ultra(中区住吉町)

古くは伝説店もが巣立った居抜きで
ヤングなことりが羽ばたいた

(塩豚骨ラーメン)

(麺)
<ひとくちメモ>
丁寧に炊き出された豚骨スープには、
若干のトロみを帯びて旨味エキスがギュッと詰まっている。
塩ダレも柔らかな味付けで円く融合し、
極微量の香味油が芳ばしい要素を加えている。
メンカタ指定のストレート原田麺は、
ザクザクの千切り感を伴ってリズミカルに踊り、
潰し込むと小麦風味が強く抜けて行く。
デフォ5枚入りの赤身チャーシューはさっぱりタイプで、
小エビのしゃちほこが見た目にも斬新さを感じさせる。
更には水菜のシャキシャキ感と白キクラゲのコリコリ感とが
フレッシュな要素を吹き込むスペック。
完飲後の丼底からは、骨粉粒子が見送ってくれる。
味の評価:★★★★☆
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くにまつ・中電前店(中区大手町)
冷めん家・大手町店(中区大手町)

瀟洒な作りの2号店では
『普通』でカルテル超えの970万円

(普通・辛口)

(麺)
<ひとくちメモ>
“通常より辛め”という店側インフォに付き、
激辛手前の辛口をコールするもさほどではなく、
追加でラー油をマシてツーケーが喜ぶ方向へとカスタマイズ。
十分な辛味が加わったつけ汁は、
無添加・無化調ダシにエンミの要素がショッパめに効かされ、
麺と野菜にたっぷり絡んで見事に融合している。
流水でキュッと〆られた特注麺は、表面ヌラ~としながら
低加水のコチコチ感とねっとり臼歯に吸い付く潰し込み感覚。
デフォ6枚の赤身チャーシューが円状に添えられ、
大量の茹でキャベツ&キューリ&千切りネギらが
大枚をはたいたボンビーヲタへの免罪符となる。
味の評価:★★★★☆
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両さん。(中区南竹屋町)

従前変わらぬスタイルに
焼き飯のラインナップがオペを変える

(らーめん・並)

(麺)
<ひとくちメモ>
厚みのある特濃豚骨エキスがベースになり、
分厚い乳化層で蓋をして熱々スープが保持されている。
意外なほどにカエシがギュンと立ち上がり、
最後に甘味の要素がマッタ~リ押し寄せる。
メンカタでパツパツの極細ストレート麺はスープを弾き、
コナの風味が昇って来ないプラスチック配合。
デフォ3枚乗せのバラチャーシューは
脂身トロトロの柔らかさで重たさを加速させるが、
一味の大量注入によってシャープなキレを作るマストアイテム。
味の評価:★★★★☆
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るっきー(中区幟町)

店内の製麺機といそのとの因果関係が
今宵もまたバカ舌ヲタを苦しませる

(ラーメン)

(麺)
<ひとくちメモ>
動物系がもたらす高粘度のトロトロ白湯スープに
キリッとした節系を効かせてシャープなキレを実現し、
表層に泡立ったド乳化ゼラチン層を張ってコクと厚みが加わっている。
非いそのとジャッジした自家製とおぼしき麺は、
低加水でスープに馴染むと徐々にしなやかな麺線へとシフトし、
メンカタ指定でのコナのコチコチ感はガチでジャストなコンディション。
2枚のバラチャーシューには直前で炙りが入り、
半玉は中心が半熟状でマッタ~リとしたエロさを放っている。
全てが高いスキルで構築された擦れヲタ即勃ちモノのデキ。
味の評価:★★★★★
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壱麺(中区舟入幸町)

倉橋産ちりめんじゃこを使った
ご当地訴求の広島風つけ麺

(ちりめんダシつけ麺・野菜盛り・麺大盛り)

(麺)
<ひとくちメモ>
デフォのつけ汁には辛味の要素は皆無で、
卓上のラー油唐辛子によってセルフで好みの辛さへ。
産みの
つけ汁にはちりめんの魚介味と塩っ気が出ており、
辛味とお酢を注入することでシャープなつけ汁へと昇華する。
多加水の中太麺はムチッとした潰し込み食感と、
適度なコシも備わってつけ麺には最適なスペック。
+100円で茹キャベツ・青ネギ・千切り大根が大量に盛られ、
ちりめん&クズチャーシューが珍しいトッピング。
広島つけ麺にしては大盛り無償で600円という良心価格に、
食後のツーケー同様に懐もHOTに満たされる。
味の評価:★★★★☆
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黒春晴(中区堀川町)
小町(中区小町)
陽気(中区江波南)

3代目・裕美氏による
守り継がれた広島ガンソの味

(中華そば・ニンニク)

(麺)
<ひとくちメモ>
これまで未食であった常連中毒メニューのニンニクをコール。
着丼してその絶対量の少なさに意表を突かれるも、
まずは端っこを溶かして豚骨醤油スープに馴染ませてみれば、
思いのほかストロング且つ
メンカタ指定の原田特注麺に追加ニンニクをアドオンし
麺肌ストレートに沿って啜り込めば、ニンニクの風味が鮮烈に抜け、
粉のベタナマ感覚とニンニクとの融合が食指を促進させる。
無償オプションに付き600万円据え置きのままで、
マンネリ打破によるワイルドボディを楽しむことができる。
味の評価:★★★★★
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